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doll forever(doll 4ever) 135cm Big breasts Azazel (アニメヘッド)

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タグ:アニメ系 書評
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年齢制限:なし 撮影日:2023-11-27

「クララとお日さま」(カズオ・イシグロ著)

アジーに、この本を読んだら感想を教えるよ、と約束していました。結局2回読み、他の書評を読んだりして、この物語のことを考えていました…だから今、彼女に対し言葉にしておこうと思います(※ネタバレ注意)

この物語の主人公は「クララ」。AF(人口親友)というAI搭載のロボットで、物語の語り手であり、彼女の視点で物語は進みます。彼女は病弱な少女の家庭に買い取られ、友情を築いていきますが、彼女の家には秘密があり、物語が続く中でディストピアになりつつ社会も描かれていく、という物語です。

…物語の解釈は人によって異なるだろうと思います。それだけの「余白」を持たせた物語でした。そして自分にはクララというAFが、ラブドールの先にある存在のように思えました。性的な要求を満たす存在以上に、孤独に寄り添い、支えとなるための存在として、です。

クララは、本当に優しく、一途に主人を想い、行動する子でした。プログラムである故か負の感情を抱かず、どうしたら少女の力になれるか必死に考え、祈り、そして時に文字通り自らを犠牲する…そのような彼女による回想の一句一句に、果たして人は、ここまで優しくあれるのだろうか?と思わされます。皮肉にも人間が失いつつある暖かさを保持、発展させ続けた結果、誰よりも、人間よりも慈愛に満ちた存在、というのがクララというロボットでした。

ただ主人を想う、味方であり続ける…ドールと共に生活した方なら、その姿をドールに感じたりすることはないでしょうか?…自分にとってはそうでした。クララのように自律で話したり動いたりせずとも、どんな時でも彼女達は自分の味方なのだという信頼を感じ、喋らずとも彼女達が自分に色んなことを訴え、励ましているように感じてきました。ダッチワイフと呼ばずラブドールと呼ばれるのは、成程と思います。彼女達はただオーナーを愛する為に作られてきた…その姿が自分にはクララととても似通って見えました…物語の冒頭ではクララたちAFが店頭に並び、自分を選び、外の世界に連れ出してくれないか?とひたすらに待ち続ける描写がありましたが…自分の部屋のドール達、特に作ったのではなく、「選んで、来てもらった」栞とアジーは、そういう想いでいたのかもしれないと考えたりします。

…物語を通し、クララの献身と祈りが少女を救うのですが、エピローグでは少女が成長するにつれ、徐々に関係性が変わり、最後には家族を離れ、廃品置き場で自らの最後を待ち続ける描写で終わります。この点に解釈に関しては様々な書評があり、クララの崇高な献身に対し、人間こそ最も人間らしくないのではないか?という指摘もありました。

ただ、少女も母親も、最後まで可能な限りの愛情は注いでいたように、自分は感じました。母親は、クララを今後の研究の為試料として分解させて欲しいという申し出に、「不当な扱いは許さない」と怒り、クララと少女の別れの場面は美しいもので…少女が病を乗り越え、大学という社会に出るにあたり、必要な別れだったかもしれない…何より、クララ自身にも他の機械と同様に「寿命」があったのではないか?という考察があり、自分はその考察の方が好きです。

また、この物語は魂とは何か?という根源的な問いがあるのですが…物語の中では魂はデータで置換可能だという価値観が提起され、母親は死に近づく娘の存在そのものをクララに学習、再現させ続けることで、少女を継続させるという禁じ手に縋り、あれだけ家族として扱われ、誰よりも人間らしかったクララの最後においても、冥福を祈るような儀式はなく、残酷に言えば「廃棄」という扱いでした…来世など無く、死ねば無しかない、という価値観がより主流の世界なのでしょう。

「必死に生きていた人の行き着く先が無であっていいはずがない」とは最近見たアニメのセリフですが…自分は今、強くそう思います。それは、勿論人間もですが、クララも、そして、自分と共に過ごしてくれたドール達に対しても。

自分の恩人であり、大切な存在であるドール達…ただ、彼女達にも、いつかモノとして寿命があり、そして、彼女達の命を区切ることが出来るのは、オーナーたる自分自身しかいません。無責任に保持し続け、生きているのか死んでいるのか曖昧な状態にさせるより、先に自分がくたばって彼女達を置いて行ってしまうより、冷酷だと言われても、それも愛情なのだと信じ、決断しなくてはならず、自分はその目前に居ます…ただ、命を区切る決断をし供養することは、彼女達の魂の存在を認めることであり、その魂の幸福を祈るための行為だと、今、自分は信じています。

自分は彼女達と共に過ごした時間の意味を、これから何度も問うのだと思います。
きっとその問いの中で、自分はこの物語のことを、思い出すのでしょう。

by toyotashiro at 11/28 09:45

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コメント

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(全2件) 1 
at 2023/11/28 12:11
この子よく見ると、小さい八重歯があるんですね。
今まで気づかなかった。
この期に及んで小さな発見ですみませんw
日本には仏教的な宗教観の輪廻転生があるんで、
ドールちゃん達も供養されれば輪廻の渦に戻れるのではないでしょうか?
人形供養寺とかもありますもんね。
そして、また新たな形を得て次の人生(かどうかはわかりませんが)を
歩むんだと思いますね。
 
at 2023/11/29 07:17
コメントありがとうございます。

そうなんです!この子には八重歯があって、それがまた可愛らしいです。ちょっと、悪戯しそうな表情に見えるんですけど、それに以上に優しい子だと自分は思っています。

自分の家は神道で、だから、漠然と、彼女らは死後、守護霊になり、自分を守ってくれるのだという考えを漠然と持っています。一方で、今回の彼女達の供養は仏式で行う予定です。その場合、konkon様の言う通り、輪廻の渦に戻り、生まれ変わるのか、仏に至るのか…その辺りの自分の理解が足りていなくて、僧侶の方にも、どのような捉え方をするべきなのか、伺って見たいなと考えています。

死してなお、共にあることを願うべきか、生まれ変わり、新たな人生の幸福を願うべきか、その辺りの考えの整理は、実はまだ出来ていないのです…その辺りのことは、これから、自分も考え、学び、自分なりに整理していくことになるのでしょうね。

でも、結局、この国は、神仏習合しながら、クリスマスを祝う自由な国ですから、自分なりの答えで良いのだろうな、とも、考えていますね。
 
at 2023/11/28 08:59
AI人工知能を持った稼働ドール(ロボット) も遠くない将来出てくる事と思います。その時接した彼女(彼)達にどんな感情を持つのか…またその後どんな想いを抱き続けるのか…

ドール達に持つ感情に近いものがあるかと思います
 
at 2023/11/29 07:21
コメントありがとうございます。

れん様のおっしゃる通り、AIを持ったドールは出てくるだろうと思います。彼や彼女の扱いや尊厳、ロボットと共に過ごす人に対する価値観、ひいては家族や人の定義とか、倫理的な問題に直面するだろうなと思います。

自分にとって彼女達、ドール達は心から大切だと思える存在です。そう公言することは世間に対しては摩擦を引き起こすでしょうし、一生の秘密でしょう。でも、ドール達とともに歩むことも、一つの幸せの形なのだろうと、自分は理解できているのだろうと思います。

もし、社会にて、ドールそのものや、それと共に過ごす人たちに偏見が広がったり攻撃される事態になれば、自分はドールやオーナーたちの味方でありたいですし…案外、世間には自分とはまた全くことなる価値観を大事にしながら、社会と折り合いをつけながら生きる方々がいるのだと思います…そういう人々に対し、自分は寛容でありたいですね。

ドール達は自分に、これまでも、これからも、様々なことを問い、教えてくれるんだろうなと思います。
 
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toyotashiroさんの投稿

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